今回はGithubで配布しているJMusicBot JP v0.5.3の更新内容と新機能の説明をしていきたいと思います。
まず、更新内容です。
更新内容
- stopコマンドにsaveオプションを追加しました。
- 設定に、自動切断時、再生待ちを保存するかの項目を追加しました。
- 設定にヘルプメッセージをDMに送信するかの項目を追加しました。
- ボイスチャンネルにボットしかいない場合、一定時間後に自動退出する機能を追加。
- プレイリストをリクエストした際に送信されるメッセージにミスがあったので修正。
以上が更新内容です。続いて更新内容を詳しく解説していきます。
stopコマンドにsaveオプションを追加
まず、今回のアップデートのメイン要素として再生待ちにある曲をボイスチャンネルから切断する時にキャッシュとして保存して次回使用時にキャッシュから曲を読み込んで再生してくれる機能です。
stopコマンドでボットの使用を終わる時に stop save とコマンドを実行することで再生待ちをキャッシュファイルに保存してくれます。
playコマンドでボットを呼び出すと自動的にキャッシュファイルを読み込んで再生を開始します。
設定に、自動切断時、再生待ちを保存するかの項目を追加
再生待ちの保存を自動切断時に行うかの設定をするすることができます。
設定はconfig.txtの中のautostopqueuesaveをtrueにすると自動保存してくれます。
前のバージョンから使っている場合はconfig.txtに
autostopqueuesave = false
を書き加えればOKです。
キャッシュの仕様としてplayコマンドで読み込んだあとファイルは削除されます。
設定にヘルプメッセージをDMに送信するかの項目を追加
今までhelpコマンドで送信されるメッセージはDMへ送信されていましたが設定でテキストチャンネルへ送信できるようになりました。
config.txtの helptodm をfalseにするとテキストチャンネルへ送信されるようになります。
ボットを更新してconfig.txtが古い場合は
helptodm = true
を書き加えればOKです。
ボイスチャンネルにボットしかいない場合、一定時間後に自動退出する機能
ボイスチャンネルにボットしかいなくなった場合、一定時間後に自動退出する機能です。初期設定では、自動退出しません。設定の
alonetimeuntilstop
を1以上に設定することで機能が有効になります。
configに値がない場合は
alonetimeuntilstop = 0
を書き加えて下さい。
今回の更新内容はどうだったでしょうか。これからも良いボットを作るために頑張っていきたいと思います。
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